組合のご紹介

理事長あいさつ

日本の皮革産業発祥の地、和歌山から発信するレザーの魅力

 和歌山県製革事業協同組合のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

当地域における皮革産業の源流は、古く慶長年間まで遡ると言われています。近代皮革が誕生したきっかけは、明治2年藩士に皮革製の兵用具や軍靴の自給を目指したことです。
明治3年、ドイツより革細工師ワルテーおよび製靴工ブラットミドルを招き、西洋沓仕立並びに鞣革製作伝習所を開設、多くの優秀な皮革職人と軍用品を創出しました。
その後民間会社として独立することとなり、その際和歌山県から積極的な援助を受けたことで、大いに発展し国内有数の集団皮革産地となりました。
床皮加工をはじめ、各種の皮革素材を製作していますが、エナメル仕上げの革の技術はどこにも負けないと自負しています。

組合員一同、これからも伝統の技術を守りまた若い新しい力を導入して今以上、より良い製品づくりに取り組んでいこうと決意しています。
今後とも、是非「和歌山の皮革」にご注目ください。

和歌山県製革事業協同組合
理事長 森田 紀生